ストップ・飲酒運転
飲酒運転による事故は減少傾向にあるものの、未だ飲酒運転に起因する事故の発生は後を絶たず、大きな社会問題となっています。平成19年6月に、道路交通法が改正されました。このうち飲酒運転並びに飲酒運転を助長する行為に対する罰則の強化等に関する規程は9月19日に施行されています。
警察では、これら飲酒運転の根絶に向けた諸対策を、関係機関・団体と協力しながら推進しております。
飲酒運転は重大事故に直結する悪質、危険な犯罪です。
罰則のあるなしにかかわらず酒気を帯びての運転は違反です。
少しでもお酒を飲んだら、運転は絶対にしないでください。
また、二日酔いも飲酒運転です。
一人一人が、「飲酒運転を絶対にしない、させない。」ことを徹底し、飲酒運転の根絶を図りましょう。
日ごろ「嗜好品」として飲まれているアルコールには、「依存性のある薬物」という一面があります。飲む量が過ぎたり慢性的に飲み続けていると、依存症になる危険性があります。
はじめは精神的な依存から始まり、やがてアルコールが切れるとイライラしたり震えがきたりなどの離脱症状と言われる症状が出てきます。さらに、アルコールは肝障害をはじめ、体の病気やさまざまな合併症を引き起こすこともあります。
治療の基本は断酒ですが、自分の意志だけではむずかしいので、専門相談機関や専門医の協力が必要です。
アルコール依存症 セルフチェック (CAGEテスト)
□ 飲酒を減らさなければいけないと思ったことがある
□ 飲酒を批判され、腹が立ったりいらだったことがある
□ 飲酒に後ろめたい気持ちや罪の意識を持ったことがある
□ 朝酒や迎い酒を飲んだことがある
判定:二つ以上にあてはまる人は依存症が疑われます。
専門医、相談機関への相談をおすすめします。
相談機関等(厚生労働省資料提供)
アルコール問題等の相談があるときは、最寄りの福祉保健局、市町村、又は精神保健福祉センター等へご相談ください。